蛍光観察用LED照明装置について




蛍光顕微鏡の光源には水銀ランプが使われており1本のランプで各種励起光を強い照度で発光するので
便利ですが、高温になる、一旦点灯すると15分程度は消灯できず、十分冷えてからでないと再点灯できない。
寿命が短いなど不便な点も多いです。
この蛍光顕微鏡用光源をLED化して低温、随時点灯消灯できタイムラプスに対応し、長寿命化する。
又照度をコントロールすることで標本の劣化を抑えることができれば蛍光観察が容易になります。
すでにLED化した蛍光観察用照明装置はありますが非常に高価です。
計画中の照明装置はG励起、B励起、VB励起用と UV励起用、 V励起用の3種類を検討中ですが、
低価格を目標にしています。

現在UV-LEDによるテスト段階です。

水銀ランプ100Wによる蛍光検査板の発光写真。
写真はNikon1 ISO3200 写真レンズ5X 対物10X 開口数0.50

G励起 ND16 シャッター 1/2秒


B励起 ND16 シャッター 1/5秒


UV励起 ND16 シャッター 1/5秒

白色LED10Wによる蛍光検査板の発光写真。
写真はNikon1 ISO3200 写真レンズ5X 対物10X 開口数0.50

G励起  ND16なし シャッター 1/2秒


B励起 ND16なし シャッター 1/5秒


UV-LED(365nm、7W)による蛍光検査板の発光写真。
写真はNikon1 ISO3200 写真レンズ5X 対物10X 開口数0.50

UV励起 ND16 シャッター 1/2秒


UV励起 ND16なし シャッター 1/30秒


写真は全て画像処理をしていません。

LEDについては大体の見当をつけていますがこれからランプケースを検討します。
引き続き報告していきます。
価格は未定です。





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