LEDのW数について



顕微鏡に使われていますランプはほとんどが30W〜100Wのハロゲンランプです。
これらをLEDにする場合3W、6WのLEDで十分です。
金属顕微鏡については100Wハロゲンで不足している場合があります。
その場合は10W以上のLEDを設定します。
ほとんどの場合6Wで十分です。
私は透過照明ではオリンパスBH2(BHS)を3Wで使用しています。
位相差などは6Wをお勧めします。
この3W、6W、LEDで十分という根拠は次の通りです。

概算ですが
100Wハロゲンランプの可視光線変換率   10%
色温度変換フィルターLBD2N透過率    25%
としますと
100W X10% X 25%   = 2.5W

ランプをフル発光しても2.5W程度です。
実際はフル発光した状態では明るすぎます。

3W LEDの可視光線変換率           45%
色温度変換フィルターは使いません
3W   X45%         = 1.35W

6Wの場合
6W   X40%         = 2.4W

6Wでしたら問題ありません。
LEDのワット数が小さいほど変換率が高いようです。

30Wのハロゲンランプの場合
30Wのハロゲンランプの可視光線変換率 10%
色温度変換フィルター透過率を50%としても
30W  X 10%  X 50% = 1.5W

30W未満のハロゲンランプをLEDに交換の場合3WのLEDで大丈夫ですが、
30Wハロゲンランプの場合は3W LEDでは少し不足ですが6Wでしたら十分です。



参考資料

LEDの効率について1

LEDの効率について2

LEDの効率について3








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