左
6W−LED600mA
WB自動です。
左から2番目は左端の色見本の白を取り出したものです。
露出が一定でもWB自動の場合、背景色により白に
ほんの少し差がつきます。
右
6W−LED600mA
WBプリセットです。
右端は右から2番目の色見本の白を取り出したものです。
論理的にはすべて同じになるはずですが、プリセットでも
若干差が出てしまいました。
WB自動の場合より変化は少ないです。
被写体が少し曲がっていたため反射により背景色が影響している
ようです。
左
ハロゲン 10V色温度フィルタ無し
WB自動です。
左から2番目は左端の色見本の白を取り出したものです。
かなり赤みは出ます。
右
ハロゲン 10V色温度フィルタ無し
WBプリセットです。
右端は右から2番目の色見本の白を取り出したものです。
論理的にはすべて同じになるはずですが、プリセットでも
若干差が出てしまいました。
WB自動の場合とは全く違います。
わずかに明るさに差が出ました。白バランスはプリセットを使うことで
光源に関係なく補正できます。
Nikon D200のWBプリセット方法
ファインダー左のWB設定ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回し”Pre”を選びます。
WBをとるのに必要な白またはグレーの被写体、(私は白画用紙を使いました)を用意します。グレースケールでもOKです。
WBボタンを2秒ほど押すと表示パネルの”Pre”表示が点滅します。
シャッターを切るとWBデータが取り込まれます。うまく設定されると”GOOD”の表示が点滅します。
プリセットで手動取り込みができない場合、色温度設定があります。6500Kを選択しますが6500Kがない場合近い温度を使います。
また、色温度設定もない場合は”晴天”を選びます。
WB設定のないカメラはPCの画像処理で行います。
WBをLED、ハロゲン共に
WB プリセット、と自動で比べました。
プリセットはその照明で白いものを測定しWBを決定します。
ビデオカメラの白バランスを取るのと同じです。
プリセットは理論的にはLEDもハロゲンも同じ色調になるはずですが少し差があります。
これが演色性ではないかと思われます。
WB自動は白の部分がない場合、うまく調整できません。
顕微鏡のWBプリセットは撮影照度に設定し、ステージにトレーシングペーパーを置き光線を拡散します。
この状態でプリセット取込を行います。
琉球大学の泉水様より標本画像を送っていただきました。
上の画像ではハロゲンよりもやや青みがあります。
位相差撮影では更に青みが強く出ます。
5000KのLEDでもやはり青みが出ますが6500Kより少しましです。
最近はフィルムで撮影されることはほとんどないと思われますので、これらはWBとPCによる画像処理、カラーバランスで少し補正できます。
演色性では、白色LEDは450nm辺りに青のピークがあり、緑に近い480nm辺りが少ないです。
カラー撮影を行う場合はこれらをご理解の上撮影されますようお願いします。
問い合わせご面倒ですがアドレスの@後の”xxx”をカットしてください又、件名がinputとなっていますが訂正ください。
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