ポータブルミキサーの製作











特性試験

周波数特性

測定器(PC)本体の特性



次にLINE入力(ミキサーのキャノンコネクタ)



次はMIC入力(ミキサーのキャノンコネクタ)



マイクプリアンプの特性が150Hz以下であまりよろしくありません。
低域補償すべきでしょうか。
マイクプリアンプのみユニバーサル基板の回路でもう1度テストしました。



元々の回路です。カットオフFcを少し下げてみました。



少し良くなりましたが全体でテストする必要がありそうです。
組み立てた基板を少し変更です。


   

ー10dBが55Hzから40Hzまで広がり全体的に低域が伸びました。
この辺で良しとしましょう。
マイク入力ライン3番ピンの2.2kΩにつながっている10μFを22μFに変更します。


スピーカー特性がひどいのでスピーカー経由でマイク入力はテストできませんでした。

オーディオテクニカのAT815の性能をほぼフラットだとすると



これがスピーカーの特性でしょうか、ひどいのでマイクを含めた試験に採用しません。





歪率

こちらもまず測定器としてのPC本体の歪率を測定します。



これは出力と入力直結で無信号時です。こんなんでいいのか
これに歪率0.1%1KHz信号を入れると



となりますが、この状態ですでに高調波がかなり出ているようです。
これはPCのオーディオボードの入力アンプ特性でしょうか、

この状態でミキサーをライン入力モードで測定すると



また、MICから入力すると



となりました。
どの様に判定してよいか解りません。
そこで、PCを変更して再度測定しまし。



PCの性能を調べると歪率0.098%でまずまずです。
歪率0.1%1KHz信号を入れると



前よりましになりました。
歪率0.32%です。
こんなもんでしょうか。
尚、マイク入力をヘッドフォンで聞いても特に問題はなさそうです。

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