オリンパス顕微鏡撮影装置PM10−ADS




オリンパスの35mmカメラ用顕微鏡撮影装置PM10−ADSです。
オークションで顕微鏡におまけで付いていることが多いです。
PM10シリーズは単体ではあまり出ませんが1,000円ぐらいからあります。
この装置はフィルムカメラ用なので人気がありません。改造するとデジカメ一眼でも使えます。
BH2に直接取り付けることが出来ます。
又、アイピースアダプター PM-ADFにより、BHシリーズ(BHA、BHB、BHC)、CHシリーズ(CHB、CHC)、CH2に使えます。
デジカメ対応に改造しましょう。(一度、改造すると元に戻せません。フィルムカメラで使わないので測光回路も要りません)
まずシャッターを外します。

側面のパネルを外します。





上部のネジを4本外すと上部取り付け部が外れます。

黒いドーナツ状の部分がシャッターです。
ファインダーに近いところにネジが2本ありますので、これを外すとシャッターが外れます。
フィルム用計測の回路は使わないため、接続ケーブルは切断しても問題ありません。(元に戻せません)
上部を元に戻しネジ4本で元に戻します。
次に、カメラとの取り付け部を作ります。

この部分は誤りがありましたので以下の通り修正します。
TリングNikonFアダプター、ステップアップリング42−52、52−67の3種類を用意します。



T2リングニコンFアダプター、ステップアップリング42-52、52-67
の順で接続します。
以上です。T2リングにステップアップリング42-52はうまく接続できます。


顕微鏡撮影装置PM10−ADSにステップアップリング52-67をねじ込みます。
TリングNikonFアダプターは今回K&Fを使いましたがケンコーでもOKです
ケンコーは厚みが0.1o厚くTリングの取り付けねじが小さいです。


カメラの角度が変わってしまった時は、ニコンFアダプターのT2リング取り付けビスを緩めて
回転して角度を合わせてください。

アダプターLと同じ長さの105oとなります。



オリンパスの撮影用レンズはFK、NFK、PE、Pがありますが、          左、短頸対物レンズ 右、長頸対物レンズ
FK  短頸用、古いタイプの36.65 mm 有限系対物レンズ用(BH、CH)
NFK 長頸用、新しいタイプの45 mm 有限系対物レンズ用(CH2、BH2)となっています。
PE  BX、CXなど
P   JM用となっています。


BH2に取り付けました。
アイピースアダプター PM-ADFを使ってBHシリーズ、CH、CH2等にも使えます。
1眼レフを付けていますが、アダプターを介してNikon1、Cマウントも使えます。

BHSU接眼レンズからの実際の視野

撮影レンズ5X PM10−ADSのファインダーの実際の視野

D100 APS-Cサイズ 23.6 × 15.7 mmの画像

Nikon1J2 ニコンCXサイズ 13.2 X 8.8mm の画像

オプションの視度望遠鏡


どちらもオリンパスの視度望遠鏡です。
左はU-FT、右はFT-36です。
FT-36は直径36mmの顕微鏡撮影装置のファインダー用ですがU-FTは36mm、43mm、46mmに使用できます。
ニコンの顕微鏡撮影装置のファインダーにも使用できます。



接眼部での視野


撮影装置のファインダーの視野
視度望遠鏡をつけると中心部を拡大します。

ファインダーに視度望遠鏡を付けて撮影
低倍率での撮影時にフォーカスを精密に出せます。

アイポイントの関係か肉眼の視野の半分しか撮影できていません。





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